弊社がオンラインセミナーをやらない理由
2020年に始まったコロナ騒動をきっかけに、歯科業界ではオンラインセミナーが頻発するようになりました。
当初はステイホームとささやかれた時期でもあり、流行したことは理解できます。
しかしコロナが5類になって1年以上経過した今(2024年10月)に至っても、相変わらずオンラインでのセミナーが存在します。
こう言ってはなんですが、特にフリーランス歯科衛生士が運営するセミナーに多いように見受けられます。
セミナー運営を行う側にとって、オンラインは大変都合の良いものです。まず会場を押さえる必要がありませんので、会場費をかけずに済むのは勿論、セミナー当日の人員や工数も大幅に減らせます。
特に営業力に欠けるフリーランスが「楽して小銭稼ぎ」するには絶好の形なのです。
ただ、どうでしょう。
オンラインとリアルでのセミナー、参加者にとって身につきやすいのはどちらでしょうか?
「話す内容が同じならオンラインだろうがリアルだろうが同じだ」というのは理屈で言えば正しいですが、実態はどうでしょう。ビール片手でも参加できるオンラインセミナーと、リアルでのセミナーが同じマインドで受講できるとは私には到底思えません。
もしリアルセミナーの方が身につく、という仮説が正しいのであれば、それでも運営側がオンラインを選択する理由は何なのでしょうか。「楽だから」以外にあったら教えてほしいです。
たまに地方や遠方の人が参加できるように…という運営側のポジショントークもあるようですが、運営側が本当にそう思っているのなら、地方でも開催すればよいだけあって、この手の詭弁には注意が必要です。 それをやらずにオンラインで開催するというのはとどのつまり、セミナーのクオリティよりも幅広く顧客獲得をしたいという運営側の都合ばかり見え隠れしていると思うのは私だけでしょうか。
ちなみにオンラインセミナーには有料・無料がありますが、無料オンラインセミナーが業者にとっての重要な営業ツールであることはお分かりでしょうか。
無料といっても、メールアドレスや個人情報など、相手に伝える必要があります。それが業者にとっては絶好の営業リストになるわけです。
無料オンラインセミナーに院長が参加するということは、院長がわざわざ時間を作って営業をされに行っているのと同じなのです。
「そんなことは分かっている。それでも何かしら情報が得られればと思って参加している。」という院長もいらっしゃるでしょう。運営側の立場で考えれば分かりますが、無料のセミナーで院長先生に満足してもらったら困るのです。それでも無料オンラインセミナーで有益な情報を得られるって思えますか?
せいぜい「いい話だった。でも自力では何もできない。」が関の山です。
タダより高いものはない。
お金はかからなくても、余計な時間を使っているかもしれないと考えてみてはいかがでしょうか。
MECEプロデュースのセミナーはリアル開催にこだわります。
オンラインでセミナーのようなことをやりたければ、YouTubeで事足ります。
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