歯科経営のパートナーはフリーランス一択
弊社は基本的に社員の雇用をせず、フリーランスでメンバーを固めています。
なぜMECEプロデュースがこんなにもフリーランスにこだわっているのか、MECEプロデュースにとってのメリット・ サービスを受ける側(歯科医院)のメリット・ フリーランス本人にとってのメリットの3つの視点からお話していきます。
1.MECEプロデュースにとってのメリット
これはもう言うまでもなくリスクが低いということです。
当然のことながら雇用には様々なリスクが伴います。院長先生は歯科医院を経営されていますから十分ご理解いただけると思いますが、社員中心の組織にしてしまうと、どうしても2:6:2の法則が出てきてしまいます。
下の2割の社員だからと言って解雇したり、待遇を下げたりすることは容易ではありません(と言うより無理です)。
この点、フリーランスとの業務委託契約であれば、途中で契約を解除することができますし、弊社の求めるレベルに達していない場合、すぐに契約を打ち切ることができます。
フリーランス集団であれば、2:6:2のうちの上位2割のメンバーだけで固めることができるのです。
したがって、雇用リスクを回避しながらサービス品質に差異が生じることもなく、上位2割のフリーランスメンバーによって作業を遂行することが可能だと考えています。
2.サービスを受ける側(歯科医院)にとってのメリット
これは前の話につながりますが、2:6:2の法則の上位2割レベルの人が常に担当するということです。
私たちのような経営参謀の仕事だけでなく経営コンサル・事務長代行も全てあてはまりますが、誰が担当するかによってサービスの良し悪しを大きく分けます。
経営コンサル会社や事務代行会社の担当者が2:6:2の法則のどこに該当するかは、実際に仕事を始めてみてからでないと分かりません。
フリーランス集団であれば、常に上位2割レベルの人材が担当することを担保できます。
これはサービスを受ける側にとって、大きなメリットなのではないでしょうか。
3.働く本人にとってのメリット
業界にもよりますが、一般的な会社員組織では人件費率というのが経営の肝になります。
経営コンサルや事務長代行会社の場合、比較的人件費率は高いとされていますが、それでも良くて3割~4割程度(社会保険料込み)かと思います。
売上に対し本人に入るのはその半分以下であり、残りは会社の維持管理コストや管理部門のコスト、役員報酬、内部留保等に回されます。
会社員組織は、賃金を上げ辛い側面があることも知っておきましょう。2:6:2のうち、生産性の高い上位2割の従業員に高い賃金を払いたいと思う反面、賃金に見合わないほど生産性の低い下位2割の従業員も存在しています。結果として、下位2割にも賃金を出すために、上位2割の賃金UPを抑えざるを得ない状況は往々にしてあります。
「仕事できる人が、できない人を養っている」とは、よく言ったものです。
このような理不尽な状況を避けるために、MECEプロデュースでは上位2割の生産性の高いメンバーで構成されるチームを作り、その能力に見合った報酬を支払うシステムを確立しました。
最後に
フリーランス集団のデメリットを1つ申すのであれば、事業拡大がスローであることです。
当然ながら、フリーランスを募集するよりも社員を募集した方が、人材は集まりやすいです。社員組織の方が成長は早いですし、実際に有名な経営コンサル会社や事務長代行会社で、社員が20~30人いらっしゃるところは珍しくありません。
しかし先に述べた3つの観点から考えても、サービスのクオリティは保った上で、リスクなく経営するためには、フリーランス集団という選択が最善でしたので弊社はこの形を取りました。
これからもフリーランス集団として、皆様に最適なサービスをお届けしていきます。