人事評価制度（賞与査定）の導入、スタッフの定着等を目的としてサポートに入り、もうすぐ2年となります。

以前より全体ミーティングを行っておられましたが、座学中心のインプット型から、もっとスタッフが自発的かつ主体的に取り組める場を求める声が院長から寄せられました。そこで、スタッフ全員が積極的に意見を出し合いながら、医院の運営に参加できる委員会活動をスタートしました。

院長とスタッフ間の相互理解がすでに十分に深まっていたこともあり、委員会活動はスムーズに導入できました。当初は企画力や提案力に課題があったスタッフも、活動を通じて大きく成長し、自信を持ってアイデアを発信できるようになったことでチーム力がさらに底上げされ、その結果人事評価制度もスムーズに導入できました。

また産休育休制度を利用するスタッフが多いのもこの医院の特徴ですが、復職後も力を発揮する環境があることもスタッフの定着率向上に寄与していると感じています。

このような取り組みの中で退職者が出ることもありましたが、前向きな姿勢で業務に取り組むスタッフで構成されている今を迎えるために必要なことだったと思います。現在は次世代のチーフ候補を発掘し、育成することが新たな課題です。委員会活動を通して、組織力の強化をサポートしていきます。